研究機器


リアルタイムPCR


植物培養室


蛍光測定機


PCR装置


植物培養器


HPLC


GC


植物育成棚


原子吸光光度計


発光測定機


分光光度計


研究室の植物たち

シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana

 

 シロイヌナズナは分子レベルの研究がもっともよく行われている植物です。2000年に植物で最初にゲノム解読が終了しました。小型の培養器の中で高密度で栽培ができる、ゲノムサイズが小さい、種が取れるまでの期間が短いなど研究に適した性質を持っています。様々な遺伝子の破壊株が簡単に入手できるなど、研究のための環境も整備されています。



マイクロトム(Solanum Lycopersicum cv. Micro-Tom)

 トマトは重要な作物であり、果実についての研究などでモデル植物としてよく用いられています。マイクロトムはわい性のトマトで草丈が20cm程度にしかならず、芽生えから70日程度で種子を収穫出来ます。また、蛍光灯の光で栽培することが出来るため、研究室での栽培、実験に適しています。



アイスプラント(Mesembryanthemum crystallinum

 南アフリカ原産のハマミズナ科の植物です。塩を含む土壌でも生育することができます。葉にブラッダー細胞と呼ばれる塩を貯める特殊な細胞を持っており、これが氷のようにキラキラと光るためアイスプラントと呼ばれています。



ベンサミアナタバコ(Nicotiana benthamiana

 オーストラリア原産のタバコの仲間です。土壌細菌 Agrobacterium tumefaciens を葉の裏から注入する方法で、簡単に遺伝子導入が行えます。



ダンチク(Arundo donax

 ダンチクは関東以西に生息する日本在来の大型イネ科植物です。四国でも海岸や河原などで頻繁に見られ、特に高知県沿岸では優占種として群生しています。最も海に近い場所に生息する海浜植物の一つであり、非常に高いバイオマス生産能力を持っています。



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