生態環境科学コースの教育

生物環境科学コースの研究・教育における目的は、生物の機能と進化および生物と地球環境の相互関係を総合的に理解することにあります。本コースは次の2つの講座に分かれています。

生物機能科学講座 Sciences of Biological Function

生体の構築過程と,そこで見られる生物の機能を,主に分子や細胞のレベルで解析し,生命現象を総合的に理解することが主な課題です。特に,植物細胞や器官の形態形成,植物の環境への適応的応答,動物胚の初期発生過程,脊椎動物の脳の形態進化,および動物行動の神経基盤についての研究が中心となっています。

生態環境科学講座 Ecology and Environmental Science

生物と環境とが相互作用する生物圏の動態と変遷を明らかにすることを主な目的として研究を行っています。特に,陸生・水生の多様な生物の自然史,生態,種間・種内相互作用,生物進化のメカニズムと歴史,水域の物質循環,科学汚染物質の生体への毒性に関する基本法則を明らかにすることに重点を置いています。

生態環境科学コースで学ぶには

一般選抜と推薦入学特別選抜の2つの方法で受験することができます。

令和5年度から博士前期課程入学者の選抜方法が大きく変わります。詳しくは、こちらをご覧ください。