研究分野と領域
生物学コースでは、生物学の諸現象について、形態形成、生理・適応、生態・環境という3つの観点から研究を進めています。左図では、愛媛大学理学部生物学コースの各教員を専門分野に基づいてそれらの3領域に位置づけています。複数の領域を横断する研究も進められています。さらに、生物の進化はあらゆる生命現象の理解に重要です。進化学の視点や手法を取り入れている教員もいます。
氏名をクリックするとResearchmapのページが開きます。研究内容は研究者のページをクリックしてご覧ください。
分野 | 氏名 | 研究の概要および主なテーマ | 研究者のページ |
動物発生 | 高田 裕美 | アフリカツメガエルの変態期に伴う器官変化に関する形態学・組織学的研究 | |
進化形態 | 村上 安則 | 脊椎動物の脳および神経回路網の進化発生学的研究 | |
進化形態 | 福井 眞生子 | 昆虫類を中心とした節足動物の比較発生学的研究 | |
植物形態 | 佐藤 康 | 高等植物の細胞の分化・形態形成・環境応答のメカニズムの研究 特に、木部分化や環境に応答したリグニン生成機構の解析 | |
植物形態 | 金田 剛史 | 植物ホルモンによる細胞の形の調節と高等植物の成長 | |
植物生理 | 佐久間 洋 | 植物の水分ストレス、温度ストレス耐性誘導メカニズム | |
植物生理 | 加藤 大貴 | 陸上植物の発生制御機構とその進化 | |
水圏生物環境学 | 仲山 慶 沿岸環境科学研究センター所属 | 有害物質が水生生物に及ぼす毒性影響の評価 複合的な環境要因変化に対する生物応答解析 | |
環境毒性学 | 岩田 久人 沿岸環境科学研究センター所属 | 環境汚染物質による野生生物への毒性影響、その分子機序の解明とリスク評価法の開発 | |
分子生態・保健 | 渡辺 幸三 沿岸環境科学研究センター所属 | アジアの都市・水環境の人間・動物・環境を守るワンヘルス研究、水生昆虫・細菌・ウイルス・媒介蚊の分子生物学解析 | |
海洋生態学 | 濱本耕平 沿岸環境科学研究センター所属 | 沿岸域の底生無脊椎動物、特に棘皮動物(ナマコやヒトデなど)の生態学的研究 | |
生態学 | 井上 幹生 | 河川環境と生物群集:魚類と底生無脊椎動物などを対象にし、河川の環境構造と生物の分布様式、生物間相互作用、環境改変に対する反応を研究している。 | |
生態学 | 畑 啓生 | 水域の一次生産者と消費者との種間関係のネットワーク構造について、特にサンゴ礁域やアフリカタンガニイカ湖における藻類と藻食者との間の種特異性や栽培共生について研究している。 | |
生態学 | 大戸 夢木 | 魚類のダイナミックな回遊生態や生活史進化 |