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加藤大貴助教

綺麗な花を咲かせる被子植物、森で鬱蒼と茂るシダ植物、地を這うコケ植物など、私たちが普段の生活で目にする「植物」のほとんどは陸上植物に分類されます。その多様な形態・生態にも関わらず、現存するすべての陸上植物は4~5億年前に淡水性藻類から分かれた単一の共通祖先に由来すると考えられています。

当研究室では陸上植物の発生制御機構とその進化について、分子レベルでの理解を目指し、モデル植物(主にゼニゴケ)を用いて、植物ホルモンや遺伝子発現に着目した研究を行なっています。研究手法としてはアグロバクテリウムを介した遺伝子組換え法を利用し、CRISPR/Cas9法やレポーター遺伝子(GFPなど)を用いて遺伝子機能の改変や可視化を行います。陸上植物に共通する発生制御の分子メカニズムを明らかにすることで、共通祖先がどんな生き物だったのか?という疑問に迫れたらと考えています。

より詳しい内容については研究室ホームページをご覧ください。

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